腋窩多汗症・腋臭症
腋窩多汗症
腋窩多汗症(原発性腋窩多汗症)
汗の量が多くなる原因となる病気や障害がないのにもかかわらず、多量のわき汗に悩まされる疾患です。 シャツに汗染みができるなど、日常生活に支障をきたすほど多量のわきの汗が、明らかな原因がないまま6ヵ月以上みられ、以下の6症状のうち2項目以上あてはまる場合を「原発性腋窩多汗症」と診断しています※1
エクロック®ゲルはどんなお薬ですか?
日本で初めて健康保険の適用が認められた、原発性腋窩多汗症用の塗り薬です。エクリン汗腺※が交感神経から伝えられる汗を出す指令を受け取れないようにブロックすることより、発汗を抑えることが期待できます。
どのように使うのですか?
1日1回、両わき全体に塗布します。
わきの水気をタオルなどで よく拭き取ってから使用してください。 ボトルから、キャップとアプリケーターを 外して使用します。
1.ポンプを押して、アプリケーター の上面に薬液をのせます。
2.薬液をわき全体に塗り広げます。
- 使用量は、右わきにポンプ1押し分、左わきにポンプ1押し分です。
- 手に薬液がついた場合には、絶対に顔や目をさわらず、すぐに水で洗い流してください。
- 薬液を塗った後、わきが乾くまでは寝具や衣服が触れないように注意してください。
- 使用後のアプリケーターに残った薬液は、ティッシュペーパーなどでていねいに 拭き取るか、水で洗い流してください。
以下のような症状があらわれたら、使用をやめて、すぐに医師の診察を受けてください。
皮膚炎や紅斑、かゆみ、湿疹、あせも口の渇き尿が出にくい、尿が近い光をまぶしく感じるなど緑内障や前立腺肥大症の方、わきに傷や湿疹・皮膚炎 などがある方、妊娠中や授乳中の方は、あらかじめ 医師・薬剤師に伝えてください。そのほか、気になる症状があらわれたときは、医師にご相談ください。
注意
- 薬液は手を使ってわきに塗らないでください。
- 薬液が手についたら、すぐに洗い流してください。
- 薬液を塗る範囲に傷や湿疹、皮膚炎がある場合は 医師に相談してください。
- 薬液のついた手で顔をさわったり、目に入れたりしないよう注意し、万一目に入った場合は、すぐに水またはぬるま湯で洗い流してください。 拭き取るか、水で洗い流してください。
- 火気のないところでご使用ください。ご使用後は、キャップを閉めて、直射日光、火気を避けて、こどもの手の届かないところに室温で保管してください。
- エクロック®ゲルのご使用にあたり気になることや分からないことがありましたら、すぐに医師や薬剤師にご相談ください。
腋臭症(わきが)
わきがの原因はアポクリン腺という汗腺が影響しています。わきの下や陰部、肛門周囲、外耳道、乳頭周囲など、限られた部位にあるこの汗腺は性ホルモンの影響を強く受け、思春期に活動が始まります。
アポクリン腺という汗腺が影響しています。わきの下や陰部、肛門周囲、外耳道、乳頭周囲など、限られた部位にあるこの汗腺は性ホルモンの影響を強く受け、思春期に活動が始まります。
ここからの分泌物は白っぽい色をして粘り気があり、たんぱく質・脂質・糖質・アンモニア・鉄分などを含んでいます。こうした成分が常在菌によって分解され、「わきが」に特有のにおいが生じてきます。
わきがの治療
腋臭症(わきが)にはさまざまな治療法がありますが、外用等にてコントロールが難しい場合、腋臭症手術(皮弁法)を行っています。
腋のしわに沿って3~4cmほど切開したところから有毛部(腋毛のある範囲)の皮膚を剥離し、アポクリン腺を一つ一つ確認して切り取っていきます。直接見ながら取り除くので、ほとんど取り残しがありません。
術後は、臭いだけではなく、汗の量や毛の量も減少します。皮弁法は効果が高く、治療には保険が適用されます。
わきが手術の注意事項
手術後のトラブルが起こらないようにするために、治療部の圧迫固定を行ったり、腕の動きを制限することによる局所の安静が重要です。
傷あとは通常、腋のしわにまぎれてほとんどわからなくなりますが、術後の経過によっては、傷跡がやや目立つことがあります。
- ■休診日
- ■午前診のみ
- ■午前診・予約枠のみ
11月 | ||||||
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月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
28 診 療 | 29 午前のみ | 30 午後のみ | 31 診 療 | 1 診 療 | 2 午前のみ | 3 祝日 |
4 祝日 | 5 診 療 | 6 午後のみ | 7 診 療 | 8 診 療 | 9 午前のみ | 10 休 診 |
11 診 療 | 12 診 療 | 13 午後のみ | 14 診 療 | 15 診 療 | 16 午前のみ | 17 休 診 |
18 診 療 | 19 診 療 | 20 午後のみ | 21 診 療 | 22 診 療 | 23 祝日 | 24 休 診 |
25 診 療 | 26 診 療 | 27 午後のみ | 28 診 療 | 29 診 療 | 30 午前のみ | 1 休 診 |
12月 | ||||||
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月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
25 診 療 | 26 診 療 | 27 午後のみ | 28 診 療 | 29 診 療 | 30 午前のみ | 1 休 診 |
2 診 療 | 3 診 療 | 4 午後のみ | 5 診 療 | 6 診 療 | 7 午前のみ | 8 休 診 |
9 診 療 | 10 診 療 | 11 午後のみ | 12 診 療 | 13 診 療 | 14 午前のみ | 15 休 診 |
16 診 療 | 17 診 療 | 18 午後のみ | 19 診 療 | 20 診 療 | 21 午前のみ | 22 休 診 |
23 診 療 | 24 診 療 | 25 午後のみ | 26 診 療 | 27 診 療 | 28 午前のみ | 29 休 診 |
30 診 療 | 31 診 療 | 1 午後のみ | 2 診 療 | 3 診 療 | 4 午前のみ | 5 休 診 |